三条市下田地区の庭月にある道の駅「漢学の里 しただ」では、24日午前10時から「ごんぼっ葉 笹団子祭り」を開き、下田地区4店の笹団子の作り手が対面販売、ゆるキャラ「ササダンゴン」、ガラポン抽選会などを行う。
下田地区では昔から6月の田植え休みに笹団子を作る習慣があるという。「漢学の里 しただ」では、通年で笹団子を製造し、人気商品となっているが、昔から伝わるこの時期にPRしようと開いており、5回目。
今回は、下田地区の4団体が屋外の特設テントで、通常1個135円のごんぼっ葉笹団子を特別価格120円で販売する。
出店者は、道の駅「漢学の里 しただ」(彩遊記)・粟の里(南五百川)、 飯田ふれあいマーケット(飯田)、 仁エ右門(新屋)。それぞれ1個から販売するので、食べ比べをして好みの味を探すのもおすすめだ。
このほか、新潟県を応援する非公認キャラクター「ササダンゴン」が来場、ぬりえコーナー、六角凧の製作体験、店内1500円以上の買物で抽選できるガラポン抽選会を行う。
下田地区の笹団子は、一般的なヨモギではなく「ごんぼっ葉(オヤマボクチ)」をつなぎに使っている。また、下田産のササは、品質がいいとされ笹寿司に使われたりと県外からの需要もある。
笹団子祭りは、午前10時から午後3時までだが、各店の笹団子がなくなったら終わる。毎年、開店前から行列ができる人気イベントで、知り合いに配るとして100個、200個と買う人もいるという。
同道の駅など、日ごろから笹だんごの販売を行っており、予約も受け付けている。問い合わせは、道の駅「漢学の里しただ」(電話:0256-47-2230)へ。
(坂井)