卸商社を中心に燕三条の目利きが集めた商品を提案する「燕三条トレードショウ2018」が10月3、4の2日間、燕三条地場産業振興センターで開かれるのに伴い、燕と三条の商工会議所でつくる実行委員会では出展企業を募集している。
取扱商品は、生活雑貨、業務用厨房用品、園芸用品、利器工匠具、DIY用品、ギフト用品、介護用品など。出展料は税込みで通常出展が1小間(W3m×D2m×H2.5m)7万円、半小間出展が0.5小間(W1.5m×D2m×H2.5m)3.5万円、商品展示が1社2万円(W0.9m×D0.4m)で、出展したい企業は29日(金)までに申し込む。
燕三条トレードショウは2016年から秋に開かれている。「燕三条卸メッセ」としてスタートし、翌年から「燕三条トレードショウ」と名称を変え、卸売業者に加えてメーカーにも出展を呼びかけた。昨年は燕市74社と三条市64社の計138社が122小間に出展し、3,700人ものバイヤーを集めた。
ことしの目標は出展150社、来場者5,000人。ダイレクトメールは昨年より2,000通ほど多く発送し、フェイスブックページでも出展社情報を発信して目標達成を目指す。
ものづくりで知られる燕三条地域は、ほかの地域では類を見ない1,000もの卸商社があり、商品を全国、海外へと流通させている。一方で地域外の商品が燕三条を介して流通している商品もある。そこには商品を見極める目利きの力が不可欠で、地元業者が東京から発信するだけでなく、ワールドプレミアムは地元からというように新商品をお披露目する場になればと実行委員会では期待している。
昨年以上にメーカーの出展にも注力しており、自社製品を開発したものの販路がわからないといったメーカーの出展も待っている。出展申し込みは燕商工会議所経営支援課 (電話:0256-63-4116、FAX:0256-63-8705・担当:柿原、小柳、五十嵐)へ。
(佐藤)