6月25日の「無事故の日」に伴って23日、三条市交通安全の日5周年記念事業「子どもと高齢者を守る交通安全フェスタin三条2018」が三条市立大崎学園で開かれ、約300人が参加して交通安全意識を高めた。
三条市民ひとり一人が交通安全について考え、安全で安心な町づくりのため「三条市交通安全の日」が2014年に制定され、(公財)三条市交通安全協会、三条市、三条警察署が共催で6月25日の「無事故の日」に交通安全活動を行っている。
5周年の今回は、さらなる市民の交通安全意識の醸成を図ろうと記念事業を開催。オープニングセレモニー、アトラクションの交通安全協会女性部による「ムジコ音頭」披露、つくし保育園園児の遊戯、県警音楽隊演奏会。県内1台の高齢者の道路横断シミュレーター(わたり上手くん)や子どもの横断歩道体験を行った参加者交通安全体験コーナーなどを行い、主催団体や出演者、市民など約300人が参加した。
午前10時からのオープニングセレモニーでは、金川寿泰三条市交通安全の日制定5周年記念事業実行委員長が交通安全宣言を行い、「より一層関係機関や団体、道路交通に携わるすべての人々と協力し、『思いやりの心』を持って交通ルールの遵守(じゅんしゅ)と交通マナーの向上を目指すとともに、安全で安心な街づくりに邁進することをここに宣言します」と表明した。
国定勇人三条市長、加藤敏敦三条市交通安全協会会長、本間健二三条警察署長がそれぞれあいさつし、本間署長は「交通事故を防止するためには、三条市民ひとり一人が正しい交通ルールを守り、正しい交通マナーを守って頂き、歩行者は交通事故に遭わないように、運転者は交通事故を起こさないようにひとり一人が注意することは何よりも大切」と話し、悲惨な交通事故が一件でも減少するようにと願った。
(坂井)