燕市は28日、市役所で広報つばめ子ども記者の任命式を行い、ことしの広報つばめ10月15日号とあわせて市内全戸に配布する子ども版の広報紙を作成する過去最多の市内小学校5、6年生25人を子ども記者に任命した。
子ども記者に応募した5年生13人と6年生12人、男女別では男子7人、女子18人の合わせて25人全員を子ども記者に受け入れた。定員を設けず20人を目標に募集したが、それを上回った。しかも昨年、子ども記者になったうち5年生だった7人はことしも全員が申し込んだ。
先に発表されたアイドルグループ「NGT48」の2期生に県央地域から初めて選ばれた諸橋姫向さんが子ども記者の経験者だったのが奏功したのかどうかはわからないが、人気を集めた。
任命式で南波瑞夫副市長は「燕の“なぜ”、“なんで”の取材に向け、友だちと協力し合って広報を仕上げてほしい」と子ども記者に期待した。子ども記者一人ひとりに子ども記者の任命書と腕章を手渡し、新米子ども記者は「子ども記者でしか学べないことをたくさん学びたい」、「将来、燕市をPRする職に就きたいと思っています。今回のことをその第一歩として頑張りたい」とそれぞれ目標を話した。
昨年に続いて子ども記者になった燕南小6年大久保佑隼さんは東町公園を取材した「去年は取材が楽しかった。やめてくれっていうときに自分を撮られた写真が広報に載っておもしかった」と、昨年のような楽しい時間を過ごせることを期待した。
任命式後、さっそく編集会議を行い、グループにわかれて何を取材するか考え、夏休みを中心に取材、編集して子ども広報を完成させる。
(佐藤)