小柳建設株式会社(小柳卓蔵代表取締役社長・本社新潟県三条市東三条1)は29日、三条市のジオ・ワールドビップで平成30年度小柳建設安全衛生推進大会を開き、協力会社とともに、職場での安全に対する意識を高めようと意思統一を図った。
全国安全週間に伴って毎年行っている大会で、ことしの全国安全週間は6月1日から30日までを準備期間に7月1日から7日までの1週間。「新たな視点でみつめる職場 創意と工夫で安全管理 惜しまぬ努力で築くゼロ災」をスローガンとする。
大会には小柳建設社員と協力会社ら200人が参加した。開会のあいさつで小柳社長は例年、出席者に配布している文書「開催にあたって」を読み上げた。冒頭、先の知事選で野党側がネガティブキャンペーンで選挙戦を戦い、それが裏目に出たと指摘し、「政治家であれば政治家としての政策論争で戦うべき」、「政治という地域や国を良くするのは、我々の手にかかっている」。
職場の安全も政策論争のように安全計画の立案、実行、効果にコミットしなければならず、「基本事項を本質追及しながら確実にやり切る意思の統一をして本大会で各現場での安全活動を誓い合えることを強く祈念する」と読み上げた。
そのうえで「プロフェッショナルな建設人として安全活動当たり前にできることが必要なことと強く思っている」、「三条市内に多いと聞く飲酒運転、これから危険性が増す熱中症は周囲に呼びかけることで撲滅でき、「こうした場でみんなが統一した安全意識が本質的に高められることをご祈念申し上げる」と述べた。
三条労働基準監督署の野口忠司署長と三条署交通課の富澤保和課長の来賓祝辞のあと、安全衛生優良協力会社として秋葉建設興業株式会社(五十嵐一英代表取締役社長・本社新潟市秋葉区程島)を表彰した。このあと特別講演や技術発表を行い、最後に安全宣言とガンバローコールを行った。
(佐藤)