フェーン現象で三条は6月としては観測史上最高の36.1度 (2018.6.29)

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29日は熱い空気が流れ込んだうえに北陸地方はフェーン現象なり、三条では最高気温36.1度を観測し、6月としてはこれまで最高だった2004年6月21日の34.9度を一気に1.2度も上回る観測史上最高を記録した。

燕市役所でフェーン現象の空
燕市役所でフェーン現象の空

明け方の最低気温は21.9度。日没とともに1時間に2度近いペースでぐんぐん気温が上がり、午前7時には26.3度で25度を超え、9時には30.1度で30度を超えた。そして10時42分に最高の36.1度を記録し、わずか42分間で6度も上がった。

このままどこまで気温が上がるのかと心配されたが、午前から早くも気温が下がり始め、正午は32.7度。午後4時には26.0度まで下がり、ぐっと過ごしやすくなった。

全国で最も気温が上がったのは山形県の山形で37.5度。新潟県の最高は全国4位の長岡で37.0度。三条は正午の時点では全国で5番目の高温だった。

フェーン現象の空は絵の具のようにどぎついくらいの青さで、高さの異なる雲が幾重にも重なって浮かんでいた。

新潟地方気象台の予報では、この週末も新潟の予想最高気温が30日31度、1日30度と高く、熱中症に十分な注意が必要だ。


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