八十里越が結ぶ福島県只見町と三条市下田地区の小学生が交流 (2018.7.1)

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工事中の国道289号線「八十里越」で結ばれる三条市と福島県只見町の交流の一環で29日、工事用道路を通って三条市立森町小学校を訪れた只見町連合小学校の5年生としただの郷学園の5年生がレクリエーションなどを楽しみ、親睦を深めた。

両校の小学生が名刺交換をしてハイタッチ

只見町の小学生は、只見町立の只見小学校(8人)、朝日小学校(10人)、明和小学校(10人)の3校の5年生計28人。迎えた三条市の小学生は、しただの郷学園(大浦、長沢、飯田、笹岡、森町)の5つの小学校の5年生計70人。両市町の交流は行政や観光協会、商工会などをはじめ、「秘境八十里越体感バス」の運行など多数行われているが、小学校同士の交流は数年ぶりという。

午前11時に、しただの郷学園の児童が待つ体育館に只見町連合小学校の児童が、拍手で迎えられて入場。森町小学校の代表が「はじめの言葉」で、新しい友達をつくるのは緊張するが、すごく楽しみと話し、「今日の交流会を通して、下田の学校と只見の学校の人が交流を深め仲良くなりましょう」と呼びかけた。

しただの郷学園の紹介
しただの郷学園の紹介

森町小の佐野正俊校長、明和小の穴沢正志校長のあいさつに続いて、両市町の生徒が順番にそれぞれの地域や学校を紹介。名刺交換、レクリエーションゲーム、記念撮影を行った。

名刺交換は、それぞれが用意してきた自己紹介などを手書きした名刺を交換するものだが、相手を決めたら「こんにちは」とあいさつをして、まずはジャンケン。勝った人から自己紹介をして名刺を交換し、最後に「よろしくお願いします」とハイタッチをするルール。最初は緊張気味に声をかける児童が多かったが、ハイタッチのときには少し恥ずかしそうにしながらも、互いに笑顔がこぼれていた。

只見町連合小学校の紹介
只見町連合小学校の紹介

只見町の児童は「楽しかったです。名刺交換のとき、積極的にやろうと言ってくれてうれしかった」、三条市の児童は「只見町は自然がすごいんだと知ることができ、行ってみたいと思いました」。1時間弱の交流会だったが、たくさんの子どもたち同士がふれあう企画で、それぞれが楽しんでいた。

この日、只見町の小学生は、午前8時半に教諭らとともに各学校ごとのバスで只見町を出発。八十里越工事道路を通り、建設中の橋梁の見学や工事全体の説明などを2カ所で受けて、2時間半余りの10時45分ころに森町小学校に到着。交流会のあとは、同校でお弁当の昼食をとったあと、胎内市の新潟県少年自然の家で一泊して、翌30日に帰路についた。

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