県央四医師会(会長・水野春芳三条市医師会長)は5日、2009年4月の開所から10年目となった県央医師会応急診療所の現況報告会を開き、昨年度の1年間の受診者は前年度より367人増の17,917人だったことなどを報告した。
同診療所は、夜間と休日にかかりつけ医に引き継ぐ外来診療を行い、入院治療や高度な医療が必要な救急患者に対して病院を照会する振り分け機能など、一次救急の診療を行うとして、三条、燕、加茂、見附市南蒲原郡の4医師会で組織する県央四医師会が管理、運営しており、2009年4月の開所から10年目に入った。
午後7時15分から、三条市・餞心亭おゝ乃で開き、医師、薬剤師、診療放射線技師、看護師、事務、事務局、来賓の三条市長代理の若山裕副市長、燕市長代理の佐藤徳子健康福祉部長など92人が出席。
平成29年度の診療状況や消防の救急出動などの現況報告を三条市医師会の郷秀人副会長、三条市消防本部の升岡謙治消防長、燕・弥彦総合事務組合消防本部の前山淳一総務課長がそれぞれが行った。
応急診療所長の水野会長はあいさつで、応急診療所を開設して10年を迎える年となったと話し、毎年の受診者数は、年間約17,000人で推移しており、大きな後退もなく、経営的にも順調な推移をしていると感謝した。
また、行政がやっている診療所と勘違いしている人がおり、高圧的なものの言い方をされる事例が何件かあったが、都度、大人の対応をしていただいたと報告し、今後も大なり小なりの問題があるかもしれないが、協力をお願いしたいと話した。
平成29年度の受診者数は、前年より367人増の17,917人。市町村別の内訳は、全体の6割近くを占める三条市の10,282人(57.4%)が最多で、燕市は3,979人(22.2%)、加茂市1,159人(6.5%)、新潟市680人(3.8%)、田上町436人(2.4%)、県外415人(2.3%)、見附市328人(1.8%)、長岡市305人(1.7%)、弥彦村201人(1.1%)、県内他132人(0.7%)の順で、順番や比率なども大きな変化はなかった。
(坂井)