新潟県三条市は9日、大雨で被災した岡山県高梁市へ支援物資として飲料水を発送した。
支援物資は飲料水500ミリリットル24本入り100ケースと2リットル6本入り300ケース。災害時における物資の輸送に関する協定に基づき、三条市のマルソー株式会社が輸送した。
国定勇人三条市長が事務局を務める水害サミットに対し、水道施設が冠水して今後、断水が予想される高梁市から飲料水の支援要請があった。
水害サミットは、大規模な水害被災を経験した三条市長、見附市長、福井市長、豊岡市長を発起人に2003年に発足。各市長が自らの体験を語り合い、より効果的な防災、減災を考え、それらに関する積極的な情報発信を通して広範な防災、減災意識を高めることを目的にしている。
また、燕市は今回の豪雨災害による県の「チームにいがた」による応援への参加の意向の照会に対し、住家被害認定調査に職員2人を30日間、派遣できると回答した。2人は2016年の熊本地震の被災地でも住家被害認定調査に派遣した経験者。
(佐藤)