弥彦村で2人目の地域おこし協力隊に埼玉県川口市出身の松本英津子さんが着任した。英国留学経験があり、インバウンド対策やふるさと納税の企画などを担当する。
15歳から20歳までイギリスに留学し、帰国して大学を卒業して都内で就職していたが、満員電車が苦手で「もともと自然の多い所が好き」で、「せっかくなら超田舎へ」と昨年、粟島浦村の正職員となり、総合政策室で勤務し、粟島浦村に10人以上いる地域おこし協力隊の担当にもなった。
近年、粟島浦村と弥彦村が交流を深め、松本さんも弥彦村で開かれた交流イベントへの参加などで弥彦村を訪れるなかで、より英語力も生かせる弥彦村の地域おこし協力隊の活動に魅力を感じるようになり、ことし6月末で粟島浦村を退職。仕切り直して今度は弥彦村の地域おこし協力隊という立場で再スタートした。
村の総務課に勤務する形で、ふるさと納税については体験型の返礼品を取り入れたいと考えている。松本さんは「弥彦のいい所をたくさん知りたいし、いろいろな人から声をかけてもらえるような存在になりたい」と抱負を話した。
弥彦村の地域おこし協力隊は5月1日に着任、一般社団法人弥彦観光協会に勤務する遠藤佑香さんに続いて松本さんで2人目。
(佐藤)