(公財)三条市交通安全協会(加藤敏敦会長)は18日、夏季の児童の交通事故防止を図ろうとカエルの夜行反射材と児童向けの交通安全教育資料を三条市教育委員会を通じて、市内の小学校1、3、5年生約2,300人に贈った。
午前10時に、加藤会長、清水美光副会長、佐藤勝美副会長の3人が三条市教育委員会を訪れ、長谷川正二教育長に贈呈品の目録を手渡した。
同安協では、児童の交通事故防止のための取り組みとして、平成元年ころから春の新1年生へのランドセルカバーの贈呈とともに夏休みを前にした夏季の取り組みも続けている。
今回は、市内の1年生計594人に「しっかり止まって、見る、まつ、わたる」、3年生615人に「こんなときは、どうする?」、5年生597人に「自転車の交通安全ブック」の交通安全教育資料と、それぞれにカエルの顔型の夜行反射材を贈呈した。
加藤会長は、子どもたちを巻きこむ事故や事件が各地で起きていることから、「今後も子どもたちのためにご支援とご協力をお願いします」と求めるとともに、22日から夏の交通事故防止運動が始まることや、終業式にあわせて同協会女性部が下校時に交通指導を行うことなどを話した。長谷川教育長は「無事に家に帰れるような指導をしっかりとやっていきたい」と長年、続く取り組みに感謝した。
(坂井)