弥彦村防犯組合(会長・小林豊彦村長)は19日、弥彦小学校(大石吉輝校長・児童447人)に全校児童に1人1個ずつ配布する防犯ブザーを寄付した。
防犯ブザーはランドセルに取り付けたり、首から下げたりして、不審者と遭遇したときなどにボタンを押したりひもを引いたりすると大音量のアラームが鳴る。暗がりを照らすライトも付いている。弥彦村の村章も印刷した。税込み650円で450個、29万2,500円で購入し、全校児童に配布する。
弥彦小は弥彦村唯一の小学校。5月に新潟市西区の小針小児童が殺害されたこともあり、登下校時などの児童の安全確保を図ろうと寄付したもので19日、村役場で弥彦村防犯組合会長の小林村長から大石校長に防犯ブザーの目録を手渡した。
小林村長は防犯ブザーを使うことが「できればあってほしくない」と「弥彦村の防犯意識が高いことが知られれば、犯罪者も弥彦村を避けてくれる」、子どもたちの安全確保のために「何でもやっていく」と話していた。
(佐藤)