21、22の2日間、燕市で開かれる燕地区の飛燕夏まつりと分水地区の分水夏まつりで21日行われるパレードは、猛暑で熱中症が心配されるため、いずれもパレードのうち子どもたちが参加するパートの中止を決めた。
飛燕夏まつりでは21日午前9時から交通安全・音楽パレードを行う計画だったが、音楽パレードを中止し、交通安全パレードだけ行う。これにより幼稚園音楽パレード、小学校音楽パレードと一輪車隊、小学校PTA、トキちゃんクラブのパレードを中止。交通安全パレードの県警音楽隊、新潟ダビッドソンクラブ、新潟レスキューサポートクラブ、安全協会、交通指導隊のパレードは予定通り行い、午前11時から行う計画だった県警音楽隊ふれあいコンサートは10時20分からに前倒しして30分間行う。
分水まつりでは21日午後2時に交通安全パレードが分水福祉会館を出発するのは変わらないが、島上小、分水小、分水北小の3小学校による小学校金管鼓笛隊は中止し、県警音楽隊と交通安全対策協議会参画団体で目抜き通りを進み願王閣前までパレードする。2時40分から分水公民館で3小学校と県警音楽隊で行う計画だった停止演奏も中止する。
全国各地で高温によって熱中症になる人が増え、17日には愛知県豊田市で小学校1年生が熱中症で死亡している。
アメダスの「三条」では、19日まで6日間連続の真夏日を記録し、今後の新潟の予想最高気温は20日と21日は33度、22日は34度と高温が続くとみられ、熱中症のリスクが高いことから、パレードのうち子どもたちが参加するパートなどの中止を決めた。両方の夏まつりとも熱中症のリスクから一部を中止するのはおそらく初めて。
(佐藤)