燕市燕地区の夏まつり「第47回飛燕夏まつり」は21、22の2日間、開かれている。21日は午後4時から燕1,000人みこしとよさこいソーランが開会式に行われて猛暑のなかで初日のピークを迎えた。
燕地区のメーンストリートにある戸隠神社前に燕1,000人みこしとよさこいソーランの参加団体や協力団体が集結して開会式を行った。
燕商工会議所の田野隆夫会頭はあいさつで、「三条の本寺小路へ行っても弥彦、岩室の芸者衆と酒を飲んでも燕の人が元気にならないと自分たちは飯の食い上げだと、それぐらい言われる燕の産業界」であり、「日ごろのこのエネルギーをもってぜひ地域を活性化するのは燕の人間なんだという自負心をもってきょう一日、元気よくまつりを盛り上げていただきたい」と願った。
鈴木力燕市長は「燕を全国だけでなく全世界に発信してもらいたい。まだちょっと見物客が少ないが、皆さんのかけ声でどんどんと観客を呼び込んでもらいたい」。
燕1000人みこし実行委員会の岡田健太郎実行委員長は、来年で第30回になる燕1000人みこしに向け、みこしを担いだことのな人のために100人みこしをつくり、新たにはんてんを作り、100人の担ぎ手が集まったとし、「あとはもうここにいる皆さん全員で思いっきり楽しんで、この楽しさと元気をこの商店街から燕のまちに広げましょう。きのうよりもっと元気なきょうの燕、あしたの燕をみんなでつくりましょう」とぶち上げた。
燕粋会(えんすかい)による木遣りに続き、一本締めを合図にみこしが始動。自前の金、銀、鎚起のみこしに100人みこしと子どもみこし用のレンタルみこしの5つのみこしを威勢のかけ声とともに担いだ。
みこしが戸隠神社前から移動すると、今度よさこいソーランがスタート。参加6団体で一緒に燕オリジナルのよさこいソーラン「舞燕」を踊ったあと、団体ごとにそろいの衣装でよさこいソーランを踊った。
(佐藤)