21、22の2日間開かれている燕市分水地区の夏まつり「第47回分水まつり」は、初日21日は主催者発表で2万人の人出でにぎわい、夜はみこしや民謡流し、仮装盆踊り大会で熱気にあふれた。
21日の日中に行われた交通安全パレードは、猛暑による熱中症が心配されたため分水地区3小学校による小学校金管鼓笛隊の演奏を中止した。当然、人出も少なかったがその分、夜になってからまつりへ繰り出す子どもたちが増えたようだ。
会場の地蔵堂本町通りと周辺は昨年より7店多い77の露店が並び、例年を上回るにぎわいだった。昨年、主催者は人出を2日間で3万人としたが、ことしは初日だけで2万人とした。
夕方から分水みこしと子ども分水みこしが発進。その一方で特設のお祭り広場でうたと踊り市民芸能ステージから民謡流しと仮装盆踊り大会が行われた。みこしは諏訪神社を出発して威勢のいいかけ声とともに地蔵堂本町通りを往復した。
民謡流しは187人が参加して「地蔵堂おけさ」を踊り、仮装盆踊りは大会は「分水甚句」を踊った。「地蔵堂おけさ」は2人1組になって踊るパートのあるユニークなおけさ。仮装盆踊り大会には8団体が出場し、怪盗グルーとミニオンズ、ルパン三世、新御三家などユニークな仮装がそろった。審査を行って5位以上を表彰し、越後楽笑会の「水戸黄門」が優勝した。
22日は午前10時から諏訪神社例大祭、午後1時から諏訪神社みこし渡御、2時15分から太鼓道場分水、3時から分水チェリーベルによるミュージックベル、4時15分からの予定だったヲミワケ太鼓は中止し、続く5時半からの園児よさこいソーラン・分水児童館ダンス・よさこいソーランは、園児よさこいソーランを中止。7時半からの太鼓の響演で終わる。