このところを姿を見せていなかった三条市まちなか交流広場「ステージえんがわ」の看板猫「山田」が5日、永眠していたことがわかった。
「山田」はステージえんがわ近くの家にふらりと来て住みつき、家ではえさも与えていた。2016年3月にステージえんがわがオープンすると晴れた日はステージえんがわにやって来てのんびり過ごしていた。
誰かつけたか、ステージえんがわでの愛称は山田。玄関マットの上や軒下の板の上がお気に入りの居場所だった。同じ家に飼われている「東雲(しののめ)」と一緒に過ごすこともあった。
年齢はわからない。メスの三毛猫でぽっちゃりした体形やもっさりした動作はいやし系。ネコ好きに限らず看板猫として愛され、山田に会いにステージえんがわに訪れる人もいた。気が付けば看板猫になっていた。
最近、ステージえんがわに姿を見せていなかったため、心配している人も多かったが、事情を知る人によると、5日に飼われていた家のダンボール箱の中で息絶えていたという。病気などではなく天寿をまっとうしたらしい。山田の死を惜しむ声が広がっている。
(佐藤)