燕市立吉田北小学校(曽根乗知校長・児童256人)児童会「青空運営委員会」は、校内募金を行って寄せられた善意4万5,453円を日赤の平成30年7月豪雨災害義援金に寄付してほしいと燕市に託した。
青空運営委員会を構成する5、6年生13人のうち会長の深沢空斗さんをはじめ6年生6人が市役所を訪れ、1人ずつ順番に日赤新潟県支部燕市地区の会長でもある鈴木力市長に寄付を手渡した。
青空運営委員会の6年生を中心に「被災した人たちの力になりたい、役に立ちたい」と義援金を集めようという声が上がった。義援金を呼びかけるちらしを作り、各クラスに配る「義援機のお願い」、全校児童と保護者に配る「義援金のお願い」、豪雨被害を伝える壁新聞を作り、校内放送でも寄付を呼びかけた。
17日から4日間、毎朝午前7時50分から8時5分まで児童玄関前に立ち、教室も回って募金活動を行った。その結果、1日目9,803円、2日目7,552円、3回目1万6,119円、4日目1万1,979円の寄付が集まった。集めていた小銭をまとめて寄付してくれた児童のおばあさんもいた。
青空運営委員会の児童は「被災地にいる方々に一刻も早くたくさんの募金をお渡ししたい一心で(寄付を)呼びかけた」、「まちの復興や豊かな暮らしに戻れるように頑張ってくだださいと伝えてほしい」と話していた。
(佐藤)