三条市内の多くの小学校は24日、1学期の終業式を行い、猛暑のなか翌25日から夏休みがスタートする。
三条市ではこの日、19の小学校のうち、翌25日に終業式を行う上林、大島、栄中央の3校をのぞいた16の小学校と、大崎学園が終業式を行った。
一ノ木戸小学校(島岡浩二校長・児童636人)では、1、2時間目の学級活動のなかで、各担任から1学期の通知表を児童に手渡し、3時間目の午前10時35分から体育館で終業式を行った。
午前10時の気温は30.7度。11日連続の真夏日となった暑さのなか、すでに黒く日焼けした児童も多く、首筋に汗を光らせていた。
児童代表の発表に続いて登壇した島岡校長は、「夏休みに入ります。先生たちの夏休みは、2学期、3学期の準備をします」と、先生も勉強や宿題、自由研究や自主学習をすることを話した。「私の自主学習は、一ノ木戸小学校636人の名前を覚えます。一人ひとりの名前を漢字や仮名で正しくで書けるようにします。頑張ります」と自身の目標を話し、「みなさん、夏の日、上手に過ごしてください」と、暑さを考慮して1分30秒ほどの短い話で1学期を締めくくった。
教務主任の教諭からは、交通事故をはじめ、火の事故、水の事故、不審者、お金のトラブルなどに気をつけるようにと話があり、児童たちは夏休みへの心の準備も整えた。
三条市内の小学校の2学期の始業式は、8月27、28、29、30日、9月3日とそれぞれ。一ノ木戸小学校は、8月28日に始業式を行う。
(坂井)