燕市内3地区の夏まつりの最後を飾る吉田地区の第61回吉田まつりが27(金)、28(土)の2日間行われ、29日(日)の3地区合同の燕大花火大会で幕を閉じる。先に行われた燕地区の飛燕夏まつり、分水地区の分水まつりは、猛暑による熱中症の恐れから主に日中の子どもが参加するプログラムを中止したが、夜が中心の吉田まつりは計画に変更はない。
27日、メーン会場の吉田駅前広場で午後7時からきららおひさまこども園によるカラーガードと和太鼓披露で幕開き。吉田中学校カラーガード、ヒップホップダンス、吉田太鼓龍神会太鼓披露に続いて吉田民謡流しを行う。
吉田民謡流しは、駅前から商店街を回遊するコースで「吉田ばやし」、「吉田繁盛ぶし」、「吉田甚句」を踊り、竿灯まつりとよさこい吉田繁盛ぶしの響宴、そして「吉田ばやし」のよさこいバージョンのお披露目もあり、初日を終わる。一方で、吉田諏訪神社では午後7時半から宵宮祭が行われる。
28日の日中は、午前10時半から吉田諏訪神社の例大祭、午後2時半から神輿渡御(みこしとぎょ)の神社の行事が行われる。6時から吉田駅前広場で子どもみこし、踊り披露と続き、山車巡行。山車巡行は10町内が仕立てる18台の山車で町内を一周。その間、駅前広場では吉田甚句踊りの広場、舞燕&よさこい吉田繁盛ぶし披露で2日間の日程を終わる。
また、「一・六の市」の会場の吉田旭町一丁目と吉田上町地内の道路上では、吉田諏訪神社の例大祭に伴う露店が出店する。26日は駅前の特設ステージが建設中で、吉田民謡流しを行う道路上に新たに作り直した「吉田まつり」とある横断幕が張られている。
吉田旭町一丁目のロータリー角にある旭町商店街管理する「やどかりハウス」の休憩所はまつりの間、開放して市民から自由に使ってもらう。
燕大花火大会は29日午後8時から9時まで燕市役所市庁舎南側を打ち上げ場所に行われ、スターマイン23組、メッセージ花火5発を含む1,200発の花火が打ち上げられる。台風12号の接近で週末は雨の予報だが、29日が荒天の場合は翌30日、さらに荒天なら翌31日に延期して行う。駐車場は燕市役所で450台、北越工業で約250台を収容できる。昨年は約2,000人が花火を観覧した。第61回吉田まつりのスケジュールは次の通り。
第61回 吉田まつり
【7月27日・金曜日】
【7月28日・土曜日】
(佐藤)