藤次郎株式会社(藤田進社長・燕市物流センター1)は、燕市吉田東栄町にある藤次郎ナイフギャラリーの3周年、藤次郎オープンファクトリーの1周年を記念して28、29の2日間、それぞれの施設を使って「周年祭」を開き、さまざまなイベントや飲食ブースを開設して感謝の気持ちを表している。
29日は午前10時から。29日のイベントは、午前10時からと午後2時からのペーパーナイフ磨き体験(参加500円)、午前10時からと午後2時からの2回行う熱した鉄をねじってS管フックを作る「ねじねじ体験」(参加費500円)。
アウトレット品大放出では包丁などを3割引きで販売。工場の自由見学もできる。包丁の研ぎ直しサービスでは、税込みで同社包丁300円、他社包丁500円の特別価格で行い、刃欠けは別途、費用がかかることがある。
すでに参加を締め切っているが、地元出身の村山瑛子先生の料理教室「家族が喜ぶ男の中華」も行われる。
飲食・物販ブース出店は、らーめん 潤(ラーメン)、TREE(ハンバーガー)、カンテツ(甘辛唐揚・コロッケ・かき氷)、白根屋 ROOTS(スムージー)、越後味噌醸造(みそ)、ひうら農場(農産物)が出店する。
大阪出身で結婚を機に三条市で暮らす女性(38)は、同社で働く同郷出身の友人の紹介で29日、周年祭を訪れた。ペーパーナイフ磨き体験でバフ研磨に挑戦し、「思ったよりおもしろかった。研磨は砥石(といし)を使って自分の手を動かして研ぐと思ってたので」と喜んでいた。
(佐藤)