燕市内3地区の夏まつりのトリを務める吉田地区の第61回吉田まつりが27、28の2日間、猛暑のなかで盛会に幕を閉じた。2日目の28日は山車巡行をはじめ、子どもみこしや踊りが行われた。
28日は三条で35.8度の猛暑日を観測。吉田まつりは夜のまつりなので熱中症の心配はほとんどなく、予定通りに行われた。日中は地元吉田諏訪神社の大祭と神輿渡御(みこしとぎょ)が行われ、JR吉田駅前広場をメーン会場に午後6時から子どもみこしでスタート。町内などによる子どもみこし、踊りの披露、山車(だし)巡行、巡行の間に吉田甚句踊りの広場、舞燕&よさこい吉田繁盛ぶし披露と続いた。
踊りの披露には町内など11団体が出演しバブリーな踊りだったり、大きな龍を何人もで持ったり、コンテストに出るような完成度の高いよさこいだったり、吉田北地区はご当地ヒーロー「メテオレンジャー」のテーマ曲をメテオレンジャーと一緒に踊ったり。子どもの保護者らが広場をぐるりと囲むなかで、各団体は趣向を凝らした踊りを披露した。
山車巡行は吉田まつりの名物。10の町内や企業が18台の山車を仕立てて市街地を回った。車輪がついた山車は車輪が付いていて綱を引いて進む。山車にはちょうちんをともし、子どもたちが山車に乗って笛などを演奏する山車もあり、威勢のいいかけ声で息を合わせて練り歩いていた。
また、踊りの披露では審査、表彰も行われた。審査結果は次の通り。
(佐藤)