8月4日は語呂合わせで「はしの日」。この日、県央食品衛生協会三条支部(石川友意支部長・約650人)は、午前10時半から三条市・八幡宮(藤崎重康宮司)で恒例の「はし供養祭」を行い、あわせて焼きそばとかき氷のふるまい、ミニ縁日も行う。
拝殿に長さ約60センチのヒノキのはしを供えて藤崎宮司が神事を行い、三条支部役員や来賓など30人ほどが参列。境内に設置した焼納台に神火をたき、支部員や市民が持ち寄る使用済みのはしを焼納し、供養する。
続いて焼きそば300食とかき氷200食を無料でふるまい、11時からミニ縁日でスーパーボールすくいなどを行うほか、除菌衛生啓蒙活動の一環で手洗いのポイントを指導し、体験してもらうコーナーも開設する。
商売柄かかわりの深いはしが日本人として手放せない大切なものであることを認識するとともに、はしに感謝しようと毎年、はし供養を行っている。針供養はよくあるが、はし供養は全国的にも珍しい。
ことしはちょうど40回の節目。例年より多くの団体や企業にも案内を送付し、はし供養祭当日のようすを動画撮影して記録に残す。三条ロイヤルホテル社長の石川支部長がはし供養祭にかかわるようになって約15年。「今後ははしに関係する人とも連携をとってもっとはし供養祭を発信していきたい」と話している。
(佐藤)