三条夏まつり協賛会(会長・兼古耕一三条商工会議所会頭)は3、4、5の3日間、「輝く三条(まち)切り拓く技と強い絆 第14回三条夏まつり」を開き、凧と凧ばやし踊りパレードや市民民謡踊り、大花火大会、商店街夜店市、三条総踊りなどを行う。
初日3日、午後6時に中央商店街本部前(本寺小路交差点)で開会宣言と一ノ木戸小学校児童によるオープニング演奏と演舞で幕を開け、一ノ木戸商店街から中央商店街を会場に、凧と凧ばやし踊りパレード、市民民謡踊流し。翌6日は大花火大会。7日は、ステージえんがわ前が会場の三条総踊り、市内5つの商店街の商店街夜店市、協賛行事の三条夏神輿を行う。
今夏は、災害級の猛暑として、各行事の開催の有無の判断や散水車の運用、子どもたちの団体の参加辞退があるなど、これまで以上に熱中症対策を行いながらの祭りとなる。
初日3日の凧と凧ばやし踊りパレードは、午後6時15分に一ノ木戸商店街を出発し、中央商店街あいでん前までをパレード。一ノ木戸小学校、裏館小学校、嵐南小学校の3校の児童約450人が三条凧ばやしを踊り流し、その後に三条凧協会総勢500人参加の凧パレードが続く。
児童が参加する「凧ばやし踊りパレード」の実施については、当日、午前7時半に市教育委員会が環境省の暑さ指数などをもとに協議し、予測値では危険指数は基準を下回っているが、実施中も適宜状況をみていくことで参加を決めた。
午後7時半からの市民民謡踊り流しは、三条音頭(約40分)、三条おけさ(約30分)で8時50分まで商店街通りを踊り流す。
2日目の4日の大花火大会は、午後7時半から午後9時半まで。観覧場所は、六ノ町河川緑地、三条防災ステーションの土手の一部で、ことしも五ノ町交番の向かいに飲食販売コーナーを設置。燕三条エフエム放送で、午後7時から生中継する。
臨時駐車場は、旧競馬場駐車場と三条・燕総合グラウンド駐車場。昨年と同様、体育文化センターなどがあった場所は建て替えで利用できないなど、スペースには限りがあるので、できるだけ公共交通機関の利用をと呼びかけている。
最終日5日の商店街夜店市は、午後5時から9時まで、市内5つの商店街が趣向を凝らした夜店市を5会場で開く。
三条総踊りは、午後4時から7時まで、JR北三条駅近くのステージえんがわ周辺前道路とその周辺で開催。あわせて、午後7時から8時半まで三条夏神輿が本寺小路周辺を御輿を担いで花を添える。
夏まつり会場周辺では、3日間とも臨時の交通規制が行われる。また、来場する人も熱中症対策をお願いしたいと、いずれも協力をと呼びかけている。
(坂井)