6日朝の豪雨は、加茂市狭口の加茂勤労者体育センターで行われたラジオ体操の公開放送を直撃し、一時、照明が消えるなどのハプニングがあった。
晴れていれば加茂市陸上競技場が会場だったが、猛暑や雨の予報もあって加茂勤労者体育センターで行われ、約1,200人もの市民が集まった。
午前6時半の放送開始を前に行われたリハーサルが始まる前は雨は降っていなかったが、これから本番という段になって突然、天井照明が消えた。水銀灯だからかその後、照明はゆっくり明るくなっていった。
豪雨の影響で加茂市内では西加茂地区を中心に約100戸ていどが停電したが、加茂勤労者体育センターは停電ではなかったのか、音響などに問題はなく、予定通り公開放送が行われたが、公開放送をねらったように豪雨がピークとなり、激しい雨が屋根をたたき、次々と雷鳴が響いた。全国の会場を回る司会者は、本番直前に照明が落ちるような事態は初めてと話していたと言う。
加茂勤労者体育センターより山手に入った宮寄上では、1時間に84ミリの雨が降る8月の観測史上最多の1時間雨量を記録している。
(佐藤)