三条商工会議所青年部(曽根忠幸会長)は7日、7月に開いたOB交流会で募った平成30年7月豪雨の義援金約13万円を、日本赤十字社三条市地区(地区長・国定勇人三条市長)を通じて寄付した。
午後2時に曽根会長、小柳明専務理事、長谷部良明広報委員長の3人が市役所を訪れ、地区長の国定市長に義援金128,511円の目録を手渡した。
義援金は、7月21日に開き、会員とOB会員計70人が参加したOB交流会の会場で、同青年部所属のご当地ヒーロー「燕三条戦隊 鍛冶レンジャー」の「鍛冶屋の炎 カジレッド」と「磨きの心 カジブルー」の2人が募金箱を手に呼びかけた。
青年部では、このほかに、市内の飲食店など10カ所余りに「西日本豪雨災害復興義援金 カジレンジャー募金」として、11月末ころまでの予定で募金箱を設置している。
曽根会長と小柳専務理事も、7.13水害では大きな被害を受けており、「テレビを見ると、切なさが身にしみてわかります」と被災地を気遣った。
国定市長は、三条市が派遣する災害ボランティアの活動で、岡山県倉敷市の真備町を訪れた職員から状況を聞いたところにによると、復旧までに相当時間がかかりそうで、7.13水害の比ではない。西日本全体に被害が広がっており、重機などは足りない感じで、ごみの処理もこれからという状況。国定市長は、7.13水害では、1ヶ月で仮設住宅はでき、ごみはほぼ片付いていたと話した。
(坂井)