燕市で人気ドラマ「下町ロケット」新シリーズの大規模ロケ (2018.8.10)

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人気ドラマのTBS日曜劇場「下町ロケット」の新シリーズが「農業分野のものづくり」をテーマに10月から放送され、その大規模ロケが新潟県燕市の米農家を舞台に行われる。

「下町ロケット」新シリーズの出演者ら
「下町ロケット」新シリーズの出演者ら

「下町ロケット」の新シリーズのテーマは「農業分野のものづくり」。燕は、ものづくりのまちであり、 農業も盛んで、プロデューサーの伊與田英徳さんは「米どころである新潟県、ものづくりの町である燕市は、農業とものづくりがテーマとなる本シリーズにぴったりで運命的なものを感じています」とコメントしている。

「下町ロケット」は、2015年10月期に放送され、好評を得た。新シリーズで主人公の佃航平を演じるのは、前作に引き続き阿部寛さん。佃率いる佃製作所の社員である殿村直弘役の立川談春さん、山崎光彦役の安田顕さんをはじめ、和田聰宏さん、今野浩喜さん、中本賢さん、谷田歩さんが出演する。

「下町ロケット」新シリーズの出演者ら
「下町ロケット」新シリーズの出演者ら

佃の娘で、両親にあこがれて帝国重工でロケット開発をしている利菜役は土屋太鳳さん、佃製作所技術開発部の若手エースを竹内涼真さんが務めるほか、朝倉あきさん、真矢ミキさん、木下ほうかさん、恵俊彰さん、池畑慎之介さん、倍賞美津子さんらが引き続き出演する。

燕市では立川談春さん演じる経理部長の実家の300年続く米農家の撮影が行われる。市では、これを機に燕の魅力を全国に発信し、新たな燕市ファンの増加を目指す。地元で関連イベントも計画されている。

新潟ロケに参加する出演者は明かではないが、立川談春さんをはじめ阿部寛さん、安田 顕さんは参加し、遅くとも稲刈りが始まるころには撮影が始まりそうだ。主な出演者と、出演者、プロデューサー、鈴木力燕市長のコメントは次の通り。敬称略。

【主な出演者】

佃 航平…阿部 寛
佃 利菜…土屋太凰
立花洋介…竹内涼真
山崎光彦…安田 顕
加納アキ…朝倉あき
和泉沙耶…真矢ミキ
水原重治…木下ほうか
中川京一…池畑慎之介
神谷修一…恵 俊彰
佃 和枝…倍賞美津子
殿村直弘…立川談春

【土屋太鳳】あたたかな佃家で育ち、反抗し、悩み、決断した利菜が、今回はどこで何を思い、何に挑戦していくのか、ワクワクさせていただく機会にもう一度出会えていることが本当にうれしく、光栄です。そして、台本の冒頭に並ぶ錚々たる方々のお名前の中に自分の名前を見つけ、あらためて緊張もしております。利菜としてだけでなく、私自身も女優として見守っていただいた『下町ロケット』と「日曜劇場」。学びつつ恩返しをしたいと思います。

【竹内涼真】3年ぶりにまたこのチームに呼んでいただけたことを大変うれしく、そして誇りに思います。3年前の撮影現場は日々緊張の連続でした。ですが、今回は堂々とカメラの前に立ち、役柄同様成長した姿をお見せしたいと思っています。観ている方々にものづくりの素晴らしさ、中小企業の底力を感じていただき、また明日から頑張ろうと思える作品になるよう、佃社長を信じて撮影を頑張っていきます。

【朝倉あき】技術者・加納アキとして再び佃製作所で働けることを心からうれしく思います。夢を追うこと、利より義を貫くこと、考え抜いて努力し続けることは、どれも簡単なことではありませんが、決して諦めない佃社長とその心強いメンバーと共に、また新たな夢を追い掛けられるのが楽しみでなりません。若い彼女が、自分の仕事が沢山の人の未来に繋がることを信じ、さらに成長していく姿を今回も一生懸命演じていきたいと思います。

【真矢ミキ】一度演じた役ではありますが、私も思い新たに役を生きたいです。

【木下ほうか】国民の誰もが知り、誰もが大好きなこのドラマに再び参加できることは、まことに光栄でございます!その反面、いち演者として更なるクオリティーの向上をはからねば意味がありません。劇中の工業製品の新開発のように、進化する私に是非ともご注目くださいませ!

【恵俊彰】勝率8割、残りの2割は勝ちに等しい和解です…負けない裁判を引き受けない神谷弁護士は今回どんな裁判に臨むのでしょうか?ワクワクします。原作「下町ロケットゴースト」最高です。ぜひ原作を読んでドラマを見てください!

【池畑慎之介】「もう二度と佃と関わらない!」と言って前作を終わっておりました中川弁護士。にもかかわらず続編に参加させていただきますことに、一瞬戸惑いも感じました。前作放送中には新幹線の中で、知らないサラリーマンの方々から「あのイヤな弁護士」と指さされました。今回もよりイヤミな弁護士を目指したいと思っております。ご期待ください。

【プロデューサー・伊與田英徳】『下町ロケット』の前シリーズでは、とても豪華なキャストの方々に多く出演していただきました。今回、新シリーズの制作にあたり、正直再び同じメンバーが集まるのは難しいのではないか…と不安もありましたが、皆様に続投していただけることになり、大変うれしく思います。どのキャラクターが欠けても『下町ロケット』は完成しません。まもなくクランクインとなりますが、前回から3年が経ち、時を経たそれぞれのキャラクターと再会できるのが心から楽しみです。帝国重工に入社した利菜(土屋太鳳)は成長しているのか、立花(竹内涼真)とアキ(朝倉あき)は熱い思いを持ち続けているのか、元奥さんの沙耶(真矢ミキ)は佃のことを見捨てていたりしないのか、水原本部長(木下ほうか)は出世を狙えるポジションにまだいるのか、神谷弁護士(恵俊彰)は無敗のままなのか、中川弁護士(池畑慎之介)のねちっこさは健在なのかなど、ワクワクしています。また、新シリーズで大きな鍵を握る、殿村の実家である米農家の撮影は、新潟県燕市の全面協力のもと大規模ロケをさせていただきます。米どころである新潟県、ものづくりの町である燕市は、農業とものづくりがテーマとなる本シリーズにぴったりで運命的なものを感じています。地元の方にも愛されるドラマとなるよう頑張ってまいりますので、どうぞご期待ください。

【鈴木力燕市長】「下町ロケット」の新シリーズが制作・放送されることを心より歓迎します。また、実績のある優良番組のロケ地として当市を選定頂いたことも重ねて歓迎します。今回のシリーズのテーマが“農業分野のものづくり”で、農業=新潟県、ものづくり=燕市という繋がりで当市をロケ地として決定したと伺いました。番組のテーマである、ものづくりへの情熱、新たな分野への果敢な挑戦などが、当市の持つ進取の精神、妥協を許さない職人魂、ひたむきな気質などにマッチしたものと考え、大変うれしく、また、誇りに思います。ロケの支援や俳優さんとの交流を通じて地域の一体感の醸成が図られるとともに、有力な番組放送を通じて、燕市の魅力が全国に発信されることにより、市民の誇りの醸成、新たなツーリストの増加など、様々な効果が期待できます。市としては、ロケの成功に向け、可能な限りの協力を惜しまず、市民の皆様ともに大きな成果が達成できるよう努力してまいります。

(佐藤)

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