ニッパー型の高級つめ切りを製造する株式会社諏訪田製作所(小林知行代表取締役・新潟県三条市高安寺)は9日、三条市を通じて日赤の平成30年7月豪雨義援金に7万7719円を寄付した。
諏訪田製作所では、7月3、4日と本社で「つくる。」をテーマにワークショップイベントを行った。メタル盆栽の実にバージョンを製作(参加費1,500円)、つめ切り用の材木で作るアクセサリーやキーホルダー(500円)、ゴヨウマツの本物の盆栽作り(3,000円)を行った。
その参加費すべてと会場に設置した募金箱に寄せられた善意を義援金に充てたもので、諏訪田製作所営業部の水沼樹さん(26)が市役所を訪れ、諸橋美香福祉課長に義援金を手渡した。
過去の三条市の水害で被害を受けた社員も多く、水沼さんは「当時、たくさん支援してもらった。今回の豪雨の被災地に会社としても何かできないかと思った」と話していた。
この日までに三条市が受け付けた平成30年7月豪雨義援金は約260万円になった。
(佐藤)