道の駅「庭園の郷 保内」=三条市下保内=では、10日から15日まで「盆花セレクション」と題して、保内地区などで生産された盆花を販売しており、墓参りの13日も売れ行きは好調だった。
仏花1束を390円、590円、1600円の3種類、ススキ付の墓花980円1種類を中心に、アスター単品250円(いずれも税抜き)などを販売している。
庭園生活館に入ってすぐの正面に並んだアスターやケイトウ、オミナエシやリンドウなど赤や紫や黄色の盆らしい華やかな色合いの盆花が目に飛び込んでくる。来店客は、「状態がきれいね」と新鮮な花束を手にしたり、お墓に供えるためにと5つ、6つとまとめ買いの人もいた。
12日と墓参りの13日は、盆花を買い求めようと開店前から並んだ人もおり、昨年の1.5倍の品ぞろえたったが、午前9時の開店から30分ほどで多くが売れて花を入れていた花器がスカスカになるほど。すぐに追加の花を仕入れて対応したが、夕方にはほぼ売り切れ状態となった。
盆花セレクションを開催している庭園生活館の営業は、午前9時から午後6時まで。期間中、特別なイベントは行わないが、店内では、新潟の菓子など、帰省や観光の土産品を充実させている。
(坂井)