第33回越後加茂川夏祭りが14日、加茂市の市街地を流れる加茂川河川敷で開かれた。数日ぶりの猛暑のせいか日中の出足に影響があり、昨年より1,000人減となったが延べ4万人(主催者発表)の人出でにぎわった。
毎年、盆休みの14日に開いており、帰省中の家族や友人と訪れる人も多い。会場は、ことしも加茂川にかかる諏訪橋と栄橋の間の両岸の河川敷。上流と下流に川を横断するように設置した2本の砂利の仮橋で結び、昼のイベントと夜の大盆踊り大会、大花火大会を行った。
夜の部は、午後7時10分に開会セレモニーを行い、7時25分から大盆踊り大会。仮橋で結んだ右岸と左岸の河川敷を11団体約400人の踊り手が参加し、『加茂松坂』を踊り流した。
大花火大会は午後8時半、仮橋といっしょに造られた中洲に設置した噴水花火でスタート。河川敷に腰を下ろした観客の目の前で上がる噴水花火は、光のシャワーが吹きだす音と光で迫力満点。
2尺玉3連発など、市街地上空に大輪の花火が次々と開いた。ラストは、午後9時に小池清彦市長と太田加茂商工会議所会頭、ミス雪椿の3人が点火スイッチを押して大ナイアガラを点火。長さ約2kmの導火線の光が空中を走ると、はらはらと落ちる光の滝が浮かび上がり、「きれいだね〜」と観客からは自然と歓声や拍手が起こった。
(坂井)