三条ものづくり学校=三条市桜木町=は22日まで、キッザニアマイスターフェスティバルin三条のコースの1つ「グラフィックデザイナー」に参加した子どもたちがデザインしたパッケージの焼き菓子を販売している。
商品は、焼きメレンゲの「ふんわりんこ」。9個入り1袋100円。テトラ型と呼ばれる三角すいの袋入りで、そのラベルを子どもたちがデザインした。
「フワッととろけて夢の味」、「さくっ、ほろっ、舌の上でとろける 新食感」などのコピー、写真や文字のレイアウトなど、参加した13人それぞれのデザインによる13種類。
キッザニアマイスターフェスティバルin三条は17、18日の2日間、開かれた。「グラフィックデザイナー」コースは、三条ものづくり学校2階にあるデザイン事務所ブルエノ図案室で開催し、小学5年生から中学3年生までの男子2人、女子11人の計13人が参加。
同校内のレストラン「0256」が発売する菓子のパッケージデザインの依頼を受けたという想定で、同デザイン事務所の担当として、依頼主との打合せを行い、コピーやデザインを考え、撮影、ショップツールの制作、納品までを行った。
打合せは名刺交換に始まり、撮影はスタジオやプロカメラマンの手配を子どもたちが電話をかけて依頼するなど、本格的な社会体験となった。
さらにデザインして終わりではなく、納品後は同レストランで商品として販売。販売期間のうち21、22日は同レストランが休みで、ものづくり学校のエントランスで、午前8時半から午後10時まで販売している。
(坂井)