大相撲伊勢ヶ浜部屋のコーチで元横綱の日馬富士は25日、新潟県弥彦村の越後一宮、弥彦神社(渡部吉信宮司)に化粧まわしと横綱の綱を奉納した。
伊勢ヶ浜部屋は24日から29日まで新潟夏合宿を行っており、それにあわせて奉納した。午後から本殿で弥彦神社本殿で奉納式を行い、化粧まわしと綱を置き、日馬富士と伊勢ヶ浜親方と部屋の力士らが参拝し、渡部宮司から奉納証を受けた。
保管方法についてはこれから弥彦神社で決める。26日は弥彦神社相撲場で公開朝げいこのあと化粧まわしの奉納お披露目式を行う。
日馬富士はモンゴル出身で第七十代横綱。昨年十一月場所後に引退し、伊勢ヶ浜部屋のコーチに就いた。9月30日に両国国技館で断髪式が行われる。また、モンゴルの首都ウランバートルに自費で建設した小中一貫校が9月1日に開校。ゆかりのある三条市や弥彦村から不要になった学校の机やいすなど備品の寄付を受けている。
(佐藤)