越後の禅僧、良寛にゆかりの燕市国上、国上山中腹に建つ国上寺で、9月30日(日)午前10時から午後3時まで恒例の国上良寛茶会が開かれる。
燕市教育委員会と燕市内の茶道の先生でつくる燕茶道友の会(佐藤宗和会長・会員8人)の会員が回り持ちで席主を務めて開いており、ことしで9年目になる。
ことしは佐藤会長が席主で、宗へん流の点前を披露する。一席だけのこともあり、待合ではあられなどに湯を注ぐ香煎(こうせん)を出し、抹茶の前に名水の白湯をふるまう。昨年は111枚の茶席券を販売した。
駐車場は国上寺下のビジターサービスセンター駐車場が利用できる。満車の場合は国上寺ふもとの国上勤労体育センター駐車場が利用でき、無料シャトルバスを運行する。
茶席券は700円で9月30日から11月11日まで使える燕市分水良寛史料館の無料入場券が付いている。9月27日まで中央公民館、吉田公民館、分水公民館で販売するほか当日、会場でも販売する。問い合わせは燕市教委社会教育課公民館事業係(電話:0256-63-7001)へ。
(佐藤)