三条市は1日、東三条1地内の旧長崎屋東三条店跡地に市営の東三条駅前駐車場をオープンした。
午前9時からオープニングセレモニーを行い、来賓やアトラクションの参加者など含めて約100人が列席。テープカットやアトラクションでオープンを祝った。
テープカットは、園児がシャボン玉を吹き、高校生がクラッカーを鳴らして華をそえるなか、国定勇人市長、丸山俊雄東三条商店街会長、阿部銀次郎市議会議長、丸山正夫東三条1・2丁目自治会長、東日本旅客鉄道(株)新潟支社東三条駅の八子健児駅長の5人で紅白のテープをカットした。
アトラクションでは一ノ門わくわく保育園の年長児18人による歌とお遊戯、三条東高校書道部10人による書道パフォーマンスを行い、オープンを祝った。
国定勇人三条市長は、あいさつで、「この駐車場は、東三条商店街のみなさま、地域の皆さまから大変熱いご要望を頂くなかで整備を進めてきた」と話し、実現にあたっては、「東三条商店街、地域の皆さま方、地権者の皆さま方のご理解とご協力を頂いて、初めて成し遂げることができた」と礼を述べた。
また、今回の駐車場の整備を進めるに当たり、「ただ単に利便性だけを追求した駐車場をつくるということから脱却しようというころが根底にあった」。せっかく東三条駅前、商店街のど真ん中という立地からも、「なんとか車や自転車の単なる停め場所だけではなく、商店街、地域の交流の場、たまり場になってもらえればと芝生を張り巡らせた広場も設置させていただいた」。
翌2日は、その使い方の典型事例として三条マルシェが開かれるとし、「今回の駐車場の設置が、東三条商店街を中心とする東三条地域のますますの発展に寄与することを、皆さま方とともに心から念じている」と話した。なお、2日は、午前10時から午後3時までイベントが行われるため、駐車場が利用できるのは、午後5時から9時までの4時間。翌3日は、平常時の午前9時から午後9時までになる。
(坂井)