燕市燕地区を拠点とする越後神輿渡御「敬神會(けいしんかい)」は7日、燕市を通じて10万円を平成30年7月豪雨災害義援金に寄付した。
敬神會会長の自営業小林大祐さん(51)と会社社長鈴木秀美さん(60)の2人が敬神会の紺のはっぴを着て燕市役所を訪れ、鈴木力市長にのし袋に包んだ寄付を鈴木市長に手渡した。
敬神會は30年ほど前に発足し、旧燕市の時代から続く夏まつり「飛燕夏まつり」でみこしの担ぎ手として要となって活躍をする一方、遠くは県外へもみこしを担ぎに出向き、逆に県外からも担ぎ手が飛燕夏まつりにも参加する。今は5、60人の会員がある。
ことし7月の飛燕夏まつりで神輿渡御のあとの懇親会で募金した。そこで集まった寄付に敬神會から5万円ほど足してちょうど10万円にして寄付した。
敬神會で募金、寄付したのは初めて。ふたりは「役に立ちたいと思うだけおとになったということか」、「燕市もいつ災害があるかわからない」と話していた。
(佐藤)