燕・弥彦科学教育センターでは8、9の2日間、弥彦村総合コミュニティセンター(弥彦村上泉1753)を会場に「燕市・弥彦村児童生徒科学作品展」と「燕市・弥彦村園児作品展」、さらに「青少年のための科学の祭典〜燕・弥彦大会2018〜」を開いている。
燕市と弥彦村の園児、児童、生徒を対象に毎年行っている事業。例年、会場に使っている燕市の吉田産業会館がことしは改修中で使えないため、初めて弥彦村総合コミュニティセンターに会場を移して開いており、夏休み中の科学研究や作品製作の発表の場でもある。
会場が狭くなったので燕市・弥彦村児童生徒科学作品展は平面作品は10月4日に燕市分水公民館で開かれる燕・弥彦村児童生徒科学研究発表会で研究成果を発表してもらうことにし、今回は立体作品が小学生270点と中学生10点、発明工夫作品が小学生だけ41点、標本作品が小学生36点と中学生1点の計358点を展示。燕市・弥彦村園児作品展は250点を展示している。
青少年のための科学の祭典は、企業、団体、個人などが科学にちなんだブースを設け、科学を楽しく体験しながら学ぶことができる。これも会場の都合で例年より少なく1日に8つのブースを開設している。
子どもたちに大人気で、どのブースも順番待ちの行列が途切れず、水中でぷよぷよビーズを作ったり、ロボットを操作体験したり、竹とんぼを作って飛ばしたりと次々とブースを周って熱中していた。
教諭による科学ショー「ふわふわ博士のおもしろ科学実験」も恒例。白衣を着てかつらをかぶって科学者にふん装した教諭が、ことしは「見えない空気をあやつれ」と題して空気砲などで空気を見えるようにし、空気の性質を笑いもいっぱいに楽しみながら学んでもらっている。
9日も午前10時から午後5時まで開き、青少年のための科学の祭典は正午から午後1時までの昼休みを除く午前10時から午後3時半まで。科学ショーは午前11時から、午後1時半から、3時からの3回行う。青少年のための科学の祭典の各ブースのようすは次の通り。
(佐藤)