三条市・八幡宮の三条祭りで行われる大名行列の子ども版とも言える「子ども大名行列」が、ことしも「敬老の日」の17日(月)午前10時から八幡宮を集合場所に行われ、主催者では当日、参加者を受け付けるみこしの担ぎ手を募集している。
三条祭りの大名行列を子どもたちで再現し、ふるさとを愛し、これからの三条を支える担い手になってもらおうと2011年から毎年開かれており、「ものづくりのまち三条こども祭り実行委員会」(坂井勇資実行委員長)が主催する。
大名行列は約百人で編成し、午前9時半からおはらい、記念撮影を行って午前10時に出発する。八幡宮を出て時計回りに、かじまちの家、五ノ町交番、弥彦線高架下と進み、三条鍛冶道場手前で終了。八幡宮へ戻って拝殿のまわりを1周する舞い込みを行って終わる。
先に募集した天狗(てんぐ)4人とやっこ25人の参加者はことしはすぐに集まった。囃子方(はやしかた)としてこれまで地元の三条小学校のふるさと運動クラブなどに笛を頼んできた。昨年は残念ながら参加がなかったが、ことしは4人から参加の申し込みがあった。
「良寛みこし」と名付けたみこしの担ぎ手は12日までに14人の参加申し込みがあるが、当日の参加が可能。担いでみたい人は当日の午前8時半までに八幡宮に集合する。参加費は必要なく、持参が必要なものもないが、できればジャージを着て参加した方がいい。
また、昨年に続いて「三条祭り大名行列 絵がはきコンクール」を行った。はがきサイズの用紙に大名行列にちなんだ絵を描いて送ってもらい、61通の応募があった。関係者らが審査して最優秀賞1点、優秀賞2点、八幡宮賞1点を決め、その表彰式を子ども大行列の前に行う。応募作品は12日から「ステージえんがわ」で作品展を開いて展示している。
子ども大名行列に関する問い合わせは実行委員会事務局の三条市市民活動支援センター(電話:0256-34-8960)へ。
(佐藤)