「秋の全国交通安全運動」の初日21日夕方、三条市交通安全協会、三条警察署、三条市は市役所三条庁舎前に交通安全指導所を開設し、運動スローガン「秋の道 早い夕暮れ 早めのライト」にそって、仕事帰りのドライバーなどに「早目のライト点灯」と交通事故防止を呼びかけた。
国定勇人市長、大平健二三条署長、加藤敏敦三条市交通安全協会会長をはじめ約45人が参加。午後4時半から三条市役所の市民広場で出発式を行ったあと、本庁舎側の車線に指導所を開設。
同運動にあわせて毎年、指導所を開設しているが、運動のスローガンの「早目のライト点灯」を効果的に呼びかけようと、初めて夕方の時間帯に実施した。
第二産業道路方向に向かう車を停めて、「夕暮れが早まっています、早めのライト点灯をお願いします」とドライバーに声をかけながら、「事故なし」とかけた地元大島産のナシ「豊水」や反射材、啓発チラシなどを入れた袋を手渡した。
ナシとともに配布した三条市交通安全協会の作成した啓発チラシは、「夕暮れの早まり・行楽期が重なる時期です。三条市から悲惨な事故を一件でも起こさないよう安全運転でご協力を、よろしくお願いします。」、「反射材 ライト早目で 事故なし」と記載して、安全運転を呼びかけていた。
秋の全国交通安全運動は、21日から30日までで、9月30日を「交通事故死ゼロを目指す日」としている。運動の重点は、子供と高齢者の安全な通行の確保と高齢運転者の交通事故防止、夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の交通事故防止、全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底、飲酒運転の根絶。加えて新潟県重点として、横断歩行者の保護の計5点。
(坂井)