「道の駅 燕三条地場産業振興センター」27日、「第7回『全国道の駅』連絡会総会・シンポジウム in 三条」が開かれており、全国から連絡会会員の道の駅の関係者ら1,300人が参加している。
全国「道の駅」連絡会は2012年に発足。全国には1,145の道の駅があり、道の駅のある804の自治体でを構成する。毎年、総会とあわせてシンポジウムを開き、北陸ブロックでは三条市が初めての開催となった。
開会のあいさつで北陸「道の駅」連絡会の会長でもある国定勇人三条市長は、「全国各地の事例をこのシンポジウムのなかで皆さまがたと共有させていただき、それぞれの道の駅がそれを持ち帰り、ひとつひとつの道の駅が新たな発展を遂げ、総体としての道の駅ネットワークがさらなるブランド力の強化につながることを心から期待を寄せる」と述べた。
さっそく座談会に移り、「『道の駅』と地域産業・新しい観光の在り方について」のテーマで国定市長を座長に、山田立実行委員長、富山県高岡市の鋳物メーカー株式会社能作の能作千春取締役・産業観光部部長の3人でそれぞれの産地の取り組みなどを話した。3時半から「観光と地域産業と連携した『道の駅』」をテーマにパネルディスカッションが行われる。
あわせて駐車場では新潟、富山、石川の北陸3県の17の道の駅が出展し、グルメや特産品を販売。市内の飲食店なども12のブースに出店し、1階交流サロンでは全国的な企業13社が14ブースに出展した。
また、総会では連絡会発足当初から会長だった岩手県遠野市の本多敏秋市長が退任し、代わって千葉県南房総市の石井裕市長の新会長就任を決めた。
(佐藤)