加茂署は27日、電子マネーギフト券30万円分をだまし取られた特殊詐欺被害の届け出を受理した。
被害に遭ったのは田上町に住む50歳代の女性。26日、女性の携帯電話にショートメールで「登録料金の支払いが完了していません。本日中に連絡がなかったら法的手続きに移行します」との内容のメールを受信した。
その後、男から電話があり、「1年前に登録した登録料が未納なので30万円、支払うように」などと言われ、この日のうちに、田上町内のコンビニ店2店舗で20万円分、10万円分の電子マネーギフト券を購入し、相手にその番号を教えた。
27日、女性の携帯電話に男から電話があり、さらに50万円を請求されたことから、被害者が家族に話し、だまされたことに気づいて届け出た。
加茂署では、電子マネーギフト券を購入させ、その番号を教えるよう求めてくるのは特殊詐欺の典型的なもので、相手の言うことに応じないで不審に思ったら警察署に相談するよう呼びかけている。
(佐藤)