台風24号の接近に伴い三条市は30日正午から市内4カ所に避難所を開設。最接近の予報となる夜を前にした午後5時過ぎまでに、合わせて11人が避難した。
三条市は台風24号接近の予報を受けて28日の時点で、30日正午に市内4カ所に避難所を開設することを決め、発表した。
30日に開設した避難所は、三条ものづくり学校(桜木町12-38)、三条市中央公民館(元町13-1)、農村環境改善センター(新堀2111)、下田公民館(荻堀1144-1)。嵐南、嵐北、栄、下田の各地区に1カ所ずつとした。
午後5時過ぎには、ものづくり学校2人、中央公民館6人、農村環境改善センター2人、下田公民館1人の計11人が避難。
中央公民館の避難所は、2階の畳の部屋で、午後0時半に1人が訪れ、5時までに計6人が避難した。それぞれが夕食や朝食分の食料と寝具替わりのバスタオルなどを持参していた。
市では台風の影響は明朝までとみており、いずれの避難所も食事や寝具の提供はない。避難する人は食料や飲料水、常備薬などを必要なものを持参する。