2日昼、燕市の住宅でいすに座っていた80歳代の男性が全身にやけどをして死亡した。
正午過ぎに燕市八王寺、無職佐々木博さん(83)が木造2階建ての自宅2階で休んでいたところ、1階にいた妻が佐々木さんが叫ぶ声を聞き、2階へ行くと、博さんが座っていたひとりがけのいすの足もと付近から出火していた。
妻は寝室の窓から外に向かって助けを求めながら室内にあった水をかけて消火し、その声を聞きつけた近所のガソリンスタンド従業員が消火器を使って火を消し止めた。
佐々木さんは全身にやけどをし、ドクターヘリで新潟市内の病院に運ばれたが、午後4時35分、重症熱傷で死亡した。出火原因は捜査中。
佐々木さんの足もとには電気の保温マットがあったが、それが火元かどうかはわかっていない。