10月14日放送開始のTBS日曜劇場『下町ロケット』は、燕市で大型ロケが行われており、第1弾の燕ロケの最終日3日、主演の阿部寛さんらがインタビューに答えた。
『下町ロケット』は2015年に放送された高視聴率を上げた人気ドラマで、今回はその新シリーズ。主人公の佃製作所社長の佃航平役を演じる阿部寛さん、経理部長の殿村直弘役を立川談春さん、社員の山崎光彦役の安田顕さんがインタビューに答えた。殿村の実家が300年続く農家で、その舞台に燕市が選ばれた。
阿部さんは続編の決定について「うれしいとともに不安な気持ちの両方だった」と明かした。佃社長を演じて「気持ちがいい。彼の熱い気持ちというか正義感が、すごくいい台詞が多く、勇気や力をもらえる」。
「すごく人間味があって、熱い男で子どもみたいなところもあって夢を追いかける。見てくださる人がきっと勇気をもっていただけるような作品にできるんじゃないかなと思う」とし、「空から大地へと農業を力を入れてやる」、「すごい話が待っているので、その展開も楽しみにしてほしい」と話した。
立川談春さんは、新潟市内での独演会で年に2、3度、新潟を訪れていると言う。3年ぶりにドラマの現場に戻って「ちょっと怖いところもあった」が、「サラリーマンとかお父さんだけじゃなく、お米を作っている人をはじめ皆さんに共感をもってもらえるドラマになると思う」と話した。
日本で最もチケットが取れない落語家として知られる談春さん。最後に来年の新潟市での独演会をPRするとともに「燕市でもあるやに聞いております」と期待させた。
(佐藤)