金子新田工場団地の組合が50周年記念で26社共同で工場の祭典に初参加 (2018.10.4)

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三条市の金子新田工場団地を組織する三条中小企業共同工場協同組合連合会(山村登代表理事・33企業)は、1969(昭和44)年9月の設立から50周年を迎えた記念事業として、4日から始まる「燕三条工場の祭典」に初参加し、団地内の26社が一斉に工場を開くとともに、スタンプラリーなどのイベントも行う。

三条中小企業共同工場協同組合連合会50周年の記念誌を手に左から小林さん、山村さん、五十嵐さん
三条中小企業共同工場協同組合連合会50周年の記念誌を手に左から小林さん、山村さん、五十嵐さん

同連合会は、(協)三条鋏センター共同工場(6社)、(協)三条鍛造センター共同工場(6社)、(協)鋸協同組合共同工場(3社)、三条洋鋏協同組合共同工場(6社)、(協)三条作業工具センター共同工場(4社)、(協)三条利工センター共同工場(2社)、(協)三条工匠具センター共同工場(5社)の7つの組合で組織。

工場の祭典では、会員33企業のうちパネル紹介のみの9社を含めて計26社が参加。同連合会としての参加は4、5、6の3日間。スタンプラリーは、団地内の7つの組合に設置したスタンプを4つ以上集めるとガラポン抽選会に1回挑戦できる。賞品は、同会加盟の企業が製造している庖丁や鋏などがあり、1点が数万円する賞品も用意している。

工場の祭典のガラポン抽選会の賞品
工場の祭典のガラポン抽選会の賞品

7個すべてを集めるた先着300人には記念品として、ダマスカス鋼を使った理容鋏の指穴の廃材を冷間鍛造し、さらに焼入れした工場の祭典限定のストラップをプレゼントする。

また、5日と6日の2日間は、午前10時から午後3時までプチマルシェを開催し、飲食の6店がオープンする。

工場の祭典限定のダマスカス鋼のストラップ
工場の祭典限定のダマスカス鋼のストラップ

1日午後3時25分に、同連合会の山村代表理事と五十嵐孫六副理事長、小林嘉浩副理事長の3人が国定勇人市長を表敬訪問。50周年の記念誌を贈呈し、工場の祭典への参加など記念事業について話した。

金子新田工場団地は、三条市で第1号の工業団地。1969年に小規模企業の近代化と協業化を推進するために造成され、中小企業事業団の融資を得て建設した中小企業共同工場を第1次とし、市分譲による第2次、第3次工場団地を結合した。ハサミや包丁などの利器工匠具や鍛造品製造などの7組合67企業で設立し、現在は7組合33企業で構成する。

国定市長を表敬訪問
国定市長を表敬訪問

50周年の記念事業は、後世に残る事業をと、記念式典は行わないこととして検討した。設立当時は、融資の返済をはじめ多数の共同事業を行っていたが、近年は1つの目的で動くといった機会はなかった。世代交代も進み、総会などの集まりは定期的にあるものの、当時に比べれ関係性は希薄になっていた。

50周年を機に、次代に活躍する世代も委員として記念事業に取り組み、会員企業33社すべてを紹介する記念誌を制作。さらに、「燕三条工場の祭典」に団地として初めて参加することとし、26社(9社はパネル展示のみ)が参加を決めた。

50周年記念誌
50周年記念誌

これまでも単独参加している数社のほか、初めて公開する工場も多い。1つのエリアでこれだけ参加工場が密集しているのも大きな魅力となりそうだ。

(坂井)


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