「三条本寺小路あかり物語第十四章」が5日から、真宗大谷派三条別院を会場に開かれ、7日まで本堂のライトアップを行うほか、初日は鯛車や園児の作ったあんどんも灯した。
三条商工会議所観光・サービス業部会と本寺小路あかり物語プロジェクトが主催し、初日5日にイベントを行った。ライトアップは7日までの3日間、午後6時から9時まで三条別院の本堂をブルーの投光器で照らしている。
5日は午後6時からセレモニーを行って投光器を点灯。境内には、あかり物語の150のあんどん、市内20の保育園、保育所の園児が絵を書いたあんどん約520基のあかりに加え、NPO法人えんがわによる六角凧や八幡小路のあんどん、鯛車の演出で会場内を彩った。
セレモニーに続いて、翌6日に本堂で開かれる世界で活躍するオペラの演奏会「三条別院あかりコンサート」に出演する三条市の永桶康子さん(ソプラノ)と三好優美子さん(ピアノ)、八幡宮の藤崎重康宮司によるミニコンサートが行われ、あかりと音楽の融合で、来場者をいっそう楽しませた。
初日のみのイベントでは、このほか、オリジナル提灯づくり、綿あめとポップコーンの無料配布などが行われた。
親子連れなど次々と訪れる来場者は、持参したカメラや、スマートフォンのカメラで、幻想的な雰囲気の本堂や境内を撮影していた。
翌6日夜は、午後6時半から、あかりコンサート実行委員会による「三条別院あかりコンサート」(当日券2,500円)が協賛イベントとして開かれ、本寺小路周辺では三条バル街も開催される。
(坂井)