「道の駅 燕三条地場産センター」では、4日から館内に巨大なナイフとフォークを展示。4日から7日まで開かれている「燕三条 工場の祭典」を訪れた人たちにインスタ映えする写真の撮影に利用してもらっている。
ジャンボナイフは長さ4mで重量98kg、ジャンボフォークは長さ3.8mで重量78kg。燕市内で生産されている金属洋食器と同様にステンレスで作られている。
製造したのは2017年に閉店した燕市にあった「洋食器センター キタロー」。86年にオープンし、2年後の88年にオープンした燕三条地場産業振興センターの食堂のキタローが委託を受けて運営した。
それにあわせて食堂内の装飾として、燕市の名産品、金属洋食器を象徴するモニュメントをと、このジャンボフォークとスプーンを製作し、委託を終了するとキタローの店内に移設した。ふつうのフォークやスプーンが1,000本分作れるステンレスを使い、製作費は300万円かかった。
キタローの閉店に伴って燕市が譲り受け、燕市小池、磨き屋一番館に展示していたが、工場の祭典に伴って来訪者から見て、写真を撮ってSNSで発信してもらおうと燕三条地場産センターに移したもので、里帰りとも言える。
(佐藤)