台風25号の接近により6日は南から暖かい風が吹き込んで各地で異常な暑さとなり、新潟県三条市では全国最高の36.0度を記録するとともに10月の国内最高記録を更新した。
これまでの国内の10月の最高記憶は2013年10月9日に新潟県の糸魚川市で観測した35.1度だった。また、三条市の10月の最高気温も同じ日に記録した34.0度だった。
この日の三条の明け方の最低気温は17.5度で9月中旬並み。日中は晴れて気温はぐんぐん上がった。午前11時の30.3度で30度を超えても気温は上がり続け、午後2時42分に最高の36.0度を記録した。
三条市では燕市とともに4日から7日まで燕三条地域の工場を開放する「燕三条 工場の祭典」が開かれ、県外からも来訪者を集めて熱い盛り上がりを見せているが、実際に気温でも暑くなった。
開放している工場では火を使っているところもあり、従業員らはぶり返した真夏同然の酷暑のなかで汗を流して作業していた。