弥彦村の元村長、安達行雄さん(弥彦村矢作)が6日、入院先で死去した。85歳だった。
安達さんは9月20日に倒れて燕市内の病院に入院しており、10月に入ってから具合が悪くなり、6日午前6時に亡くなった。8日に通夜、9日に告別式が行われた。喪主は長男の宏行さん。
9日の出棺後は野辺送りで自宅と村役場を回り、村役場へは午前10時半すぎに訪れ、職員ら約30人が役場へ出てひつぎをのせた車に手を合わせた。安達さんとともに働いた経験のある職員のなかには涙ぐむ人もいた。
安達さんは弥彦村の14人目の村長で、1987年2月から4期16年間、第24代から第27代まで村長を務めた。2007年春には旭日双光章を受けている。