2019年のスカイランナー・ワールド・シリーズに、新潟県三条市で19年4月21日に開催される「粟ヶ岳スカイレース(Mt.AWA Skyrace)」が新たに加わることが18日(スイス時間)、正式に発表された。世界11カ国で15レース開催されるSWSの開幕戦となる。
スカイランナー・ワールド・シリーズは、最高峰の山頂へどれだけ速く登ることができるかを競うスカイランニングの大会。世界の強豪スカイランナーが集結し、世界を転戦して競う国際シリーズ戦。19年は4月21日から10月中旬まで半年間にわたって行われる。
日本国内でのSWSは、2006年と2007年に長野県王滝村で「OSJおんたけスカイレース」がSWSとして開かれて以来12年ぶりの世界戦となる。
新潟県三条市では2016年から毎年、三条市と加茂市にまたがる名山、粟ヶ岳(1,293m)を駆け抜ける「粟ヶ岳バーティカルキロメータ」が開かれている。昨年は初めてスカイランニング日本選手権を兼ねて開かれ、国内のトップランナーが顔をそろえて盛り上がった。
ことしの開会式で国定勇人三条市長は、来年はワールドシリーズの開催を目指すとぶち上げたが、言葉通りに実現することになった。
(佐藤)