28日投開票の任期満了に伴う燕市議選の期日前投票が22日から27日まで燕市内3カ所に投票所を開設して行われており、初日22日は589人が投票した。4年前の前回燕市議選の初日は239人が投票しており、その2.5倍近くにのぼった。
初日の各期日前投票所の内訳は燕市役所庁舎456人(男248・女238)、燕庁舎86人(男40・女46)、分水公民館47人(男23・女24)。昨年の初日の2.46倍と大幅に増えた。
前回の市議選の期日前投票所は市役所庁舎1カ所だったが、今回は3カ所に増えており、それが初日の投票者を増やした最大の理由であることは間違いない。燕市の選挙の投票率は県内自治体のなかでとりたてて低いわけではないが、期日前投票に限っては常にワーストレベルの低投票率が続いている。期日前投票の投票率向上にも期待してことし4月の燕市長選から期日前投票所を3カ所に増やした。
しかし、燕市長選は無投票になり、実際に3カ所で期日前投票が行われたのは、ことし6月の県知事選が初めて。それでも燕市の期日前投票率は12.68%で県内自治体で最低。県全体の平均は17.82%だった。
今回は定数が24から20に減り、立候補者は前回の1人超過から4人超過の激戦となり、投票率は前回を上回る可能性が高い。告示の21日はイオン県央店前で3人の立候補者がそろって街頭演説を行う燕市議選では珍しい選挙運動も見られ、ヒートアップしている。
期日前投票は27日まで毎日、市役所庁舎は午前8時半から午後8時まで、燕庁舎と分水公民館は午後5時まで受け付けている。20日現在の選挙人名簿登録者は男33,017人、女35,091人の68,108人。
(佐藤)