三条市南四日町4、外山産業(株)=外山晴一社長=をはじめとする外山産業グループは22日、社員らが募金した平成30年北海道胆振東部地震災害義援金に20万円を寄付した。
三条市社会福祉協議会を通じて寄付したもので、午後3時に外山社長が同事務所を訪れ、大勢の善意を包んだのし袋を渡辺一治事務局長に手渡した。
外山産業、外山工業、グリーンライフ、メッツのグループ4社の本社はじめ営業所にも募金箱を設置し、社員に協力を呼びかけ、集まった善意に外山社長が気持ちを加えてちょうど20万円にした。
同社では、西日本豪雨災害でも同様に募金をし8月に20万円を義援金として寄付している。9月6日に北海道胆振東部地震が発生し、募金箱を片付けたところで、再びと、立て続けに発生する大きな災害を心配した。
今回の地震でも同グループに、給水用のポリタンクやブルーシートなど早い段階で注文が来た。西日本豪雨災害のときは道路網が寸断されて注文があっても届けられないという事態が起こったが、今回の地震では、停電によってコンピューターシステムが作動せず、商品を持って行っても受け取ってもらえないというシステム上の問題が発生したという。
また、北海道の常の暖房ではあまり使用されないが、停電が長引いた今回は緊急用に暖を取り、煮炊きもできるコロナの石油ストーブの注文も多数あったという。
外山社長は、「少しでも気持ちが通じて、元気づいてもらえたら」と、一日も早い復旧を願っていた。
(坂井)